
TAKT PROJECTから展覧会のお知らせです。
SOLIZE Holdings株式会社 サステナブルクリエイティビティラボと行ってきた共同研究の成果を、展覧会「関係のレッスン:Dialogue with Trees #100」として六本木AXIS Galleryにて展示いたします。 開催期間は11月22日(土)から30日(日)です。開催日前日の21日(金)には、オープニングレセプションもございます。ぜひお越しいただけますと幸いです。
デジタルテクノロジーを活かしたものづくりの革新を追求しているSOLIZEグループ。その中で「本質的に美しいものづくり」をコンセプトに掲げるサステナブルクリエイティビティラボとTAKT PROJECTは、共同で展覧会を開催します。本展では、デジタルテクノロジーを、素材と関わる人の能力を拡張する存在として捉え、新たなものづくり態度を探ってきた共同研究の成果を、100点の習作として表現します。ぜひ会場でご覧ください。
関係のレッスン:Dialogue with Trees #100
人が何かをつくる時、目的がある。
そのために設計し、あらゆる素材を標準化し、意図した通りに加工する。
そう考えるのが一般的であり、その高度化こそが、知性的なものづくりだと――。
しかし、本当にそうだろうか?
泥をこね、枝を折り、石を打つ――。
目的からではなく、ただただ手遊びの様に素材に働きかける経験を、誰しも必ず持っているはずだ。
そんな対話から現れる姿は、その素材にしか出し得ない魅力に溢れる。
そして、素材が存在した環境とつながる日々があるからこそ、そんな「つくる」が自ずと発生していたはずだ。
頭の中で計画した姿に「なってもらう」という素材に対する能動的な態度は、そんな対話を不要とし、そしてまた、それらが存在していた環境との対話も不要とみなす危険性を孕む。現代の私たちに必要なのは、そういった対話を取り戻し、環境という他者への感受性を取り戻す事ではないだろうか。
そんな問いに応える形で、その今日的なあり方を「枝」をモチーフに思索した。
また、対話を忘れた私たちを支え、素材を感じる能力を拡張してくれる存在として、テクノロジーの再解釈を試みた。
森を歩き、木々に触れ、気になった枝を採集する。それらを手に取って眺める。
さらに3Dスキャナーでデジタル化し、その視点からもまじまじと眺める。すると、枝が持つ特異な形や、力学的な偏り、重さなどが、テクノロジーの助けを借りながら、活き活きと感じられてくる。そして、思わず話しかけたくなる様に、そこにほんの少しだけ手を加えたくなる。その湧き上がる衝動を具現化するため、3Dプリンターなどで形にして、枝に実際に働きかけた。その時デジタルテクノロジーは、素材をコントロールする存在ではなく、複雑な存在を複雑なまま捉え、その間を取り持つ私たちの器官のようである。
生み出されたオブジェクトは、まだ目的も機能も持たない、森と私たちの関わりの記録であり習作。
ものづくりの高度化とは、計画通りにつくることかもしれない。
しかし、それを持続可能な営みとするには、素材になる以前の他者に耳を傾け、それらが存在していた環境にも耳を傾けて感じる――、そんな態度が必要だ。その関係から何かを生み出す行為こそ、真に知性的であり、本質的に美しいものづくりではないだろうか。
このプロジェクトは、そんな私たちに向けた訓練であり、人間以外の他者との「関係のレッスン」なのだ。
TAKT PROJECT 吉泉 聡






関係のレッスン:Dialogue with Trees #100
会期:2025年11月22日(土)- 11月30日(日)
時間:11:00 - 20:00 (最終日は17:00まで)
会場:AXIS Gallery(東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4F)
共催:SOLIZE Holdings株式会社、TAKT PROJECT Inc.
協力:AXIS Gallery
入場料:無料
Press Preview :
日時:11月21日(金)17:00 - 18:30
*プレス関係者様向けのイベントです。
Opening Reception :
日時:11月21日(金)18:30 - 21:00
*本イベント内でトークショー(19:00-)を開催予定です。
*どなた様もご参加いただけます。混雑状況によっては入場人数制限をさせていただき、お待ちいただく場合がございます。何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
Gallery Tour :
日時:11月22日(土)・29日(土) 17:00 - 18:00
11月23日(日)・30日(日) 13:00 - 14:00



