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  • DATA

    2017/11

  • PROJECT NAME

    COMPOSITION

    OBJECT PHOTO

    Masayuki Hayashi

    VENUE PHOTO

    Daisuke Ohki

Self-Driven Research

素材がプロダクトに変わる境界線

木を削り、家具をつくる様に、粘土をこね、器をつくる様に、素材からシンプルに家電をつくる方法はないだろうか?加飾をまとった外装で覆われた家電ではなく、素材から立ち上がったようなピュアな存在。異素材を混ぜ合わせて新しい素材を生み出す様に、電子部品を素材と捉え、外装材となるはずだった樹脂と混ぜ合わせて固める。この複合材は、電気が通る素材であり、電子部品が実際に機能する、プロダクトとして成立した素材でもある。どこまでが素材で、どこからがプロダクトか?素材から考える事で、素材がプロダクトに変わる境界線、そして、それを定義する既存の枠組みについての思索の試作である。